地方ニート★レボリューション

地方在住で低学歴、根性なしのニートだったけど、今はそれなりに稼いでいます。同じ境遇の人たちと一緒に革命を起こしていきたいです。

話すときの語彙、聞くときの語彙

いまさらですが「語彙」とは

「語彙(ごい)」「語彙力(ごいりょく)」という言葉を耳にしたことはありますか?
私は社会人になってから数年してようやく耳にしました。

簡単に言えば「使う言葉の量」です。
最近では頻繁に目にする機会、耳にする機会が増えたように感じます。
つまり、社会において重視される傾向にあるのではないでしょうか。

語彙が少ないと困るんですか?

困るときもあれば、困らないときもある……その違いは何だろうと自分なりに考えてみました。
まず困るのは言葉を積極的に使う場面でしょうから、自分が相手に何かを伝えたり、相手から何かしらのメッセージを受け取るときですよね。

そして私のようなプー太郎の場合は相手よりも語彙力が低い場合が多いので「相手が使う言葉の意味がわからない」ことで困るのが1番多い気がします。
コミュニケーションをとろうとしているのに理解できないって、双方にとって不幸なことですよね……。

ちなみに逆に自分が何か伝えるときは、それほど困りません。
自分が使える言葉でしか表現しないからです。
中高生くらいの知能なので難しい言葉は使わない(というか使えない)のです。

となると、語彙によって生じる問題は、語彙の量だけではない感じがしますね。
難しい言葉を多く使うのか、わかりやすい言葉を多く使うのかという「質」の問題がありそうです。

語彙の質が違う相手との会話

普段あまり話さない人との会話のなかで、相手が私の知らない言葉を話したとします。
いったんスルーして会話を進めますが、その人との会話では、また知らない言葉が出てきます。
相手は共通認識としてその言葉を使っているので、どんどんその言葉が出てきます。

そんな経験はありませんか?

私は「やべえ、聞くタイミングが……!」と思いながら知ったかぶりしがちですが、知ったかぶりのまま進めると、何か聞かれたときに的外れな答えで恥をかいてしまいますよね。

すれ違いにならないためには、私が相手の言葉を理解する、もしくは相手が私の理解できる言葉で話すかだと思います。
前者でいけば「これってどういう意味ですか?」と聞けばよいわけですが、頻繁になると自分も相手も「またか……」とストレスになってしまいます。
後者のほうは、話し手が難しい言葉とわかりやすい言葉の区別がついていないといけませんね。
その人にとっては普通の言葉を使っているつもりなので「なぜ通じないんだ?」となってしまうわけです。

自分が話すときの語彙

上で挙げたようなストレスを生まないためには、相手が知っているかどうかわからない言葉は最初から使わないのが賢明です。
誰でもわかるような言葉や表現といえばマスメディアでしょうか。
新聞や雑誌で使われるような「誰でもわかる」言葉で語彙を増やすと良いと思います。
時代は池上彰さんのような、わかりやすい表現を求めているのです。

あと最近だと横文字のビジネス用語が次々表れますよね。
あれは割とすぐ定着するので、個人的には語彙として積極的に増やして良いと考えます。
時代は特別感のある横文字を求めているのです(笑)。

相手の話を聞くときの語彙

当然ですが、話し相手が常に池上さんとは限りません。
難しい言葉を使うことで優越感に浸る人もいます。
自分では使わないにしても、聞く側として覚えておくべき言葉もあるという考えです。

そもそも難しい言葉を使う人はどうやって言葉を覚えているのでしょうか。
私が思う、その人たちに共通していることはズバリ、読書が好きなこと。
本をめちゃめちゃ読んでいる人は、本を読むための言葉を知っておく必要があるので、そういう難しい言葉も知っているのです。
広ーーーく語彙を身に着けたいなら、今からでも本をガリガリ読んで、わからない言葉を覚えていくとよいでしょう。

では私のように純粋な本好きではない場合はどうすればよいのでしょうか。
昔から本をたくさん読んでいる人にこれから追いつくのは正直しんどいです……。
そんな人のために(?)攻略本のようなものがあるので、それを読みましょう。
本を読むのは面倒ですが、これで困りごとがなくなったり、仕事にも活かせるならよいだとうという割り切りです。

漠然と「語彙を増やしたい」と思っている人は、どちらを伸ばすか決めること

自分の読解力や表現力に何かしら課題意識を持った人は「語彙を増やしたい」「語彙力を伸ばしたい」とよく言います。
だいたいが漠然としすぎているので、結局何をすれば?という感じですよね。
語彙を増やすなら、まずは「わかりやすい言葉」と「難しい言葉」のどちらが必要なのか決めることをおすすめします。